軍国主義の時代

華北分離工作

スポンサーリンク
軍国主義の時代
この記事は約3分で読めます。

さて、そのまま時代は進んで、
岡田啓介おかだけいすけ内閣の話です。

スポンサーリンク

前回の復習

塘沽タンクー停戦協定

斎藤実内閣のまとめ-満州国承認と国際連盟脱退-
...

でもお伝えしましたが、

満州事変の戦後処理として、
塘沽タンクー停戦協定が結ばれました。

塘沽タンクー停戦協定で万里の長城以南を非武装地帯として設定しましたね。
万里の長城より南では、武装せず平和で行こうね。
みたいな話です。

華北分離工作

華北分離工作とは、

中華民国から華北の5つの省を、中国の主権から分離させようと、
スパイ的に工作してなんやかんやしようというものです。

もちろん、戦争はしません。
外交的、平和的に話し合いで解決しようというものです。

「話せばわかる」の時代ではなくて、
「問答無用」の時代なんですけど。

華北5省

では、華北5省とは
どこのことでしょうか?

  • 山東省さんとんしょう
  • 河北省かほくしょう
  • 察哈爾省ちゃはるしょう
  • 山西省さんせいしょう
  • 䋝遠省すいえんしょう

の5つです。

この5つの省を華北5省といいます。

華北分離工作

関東軍は山海よりを占領し、
満州国を建国しましたね。

満州国は中華民国の主権から分離して、
日本の傀儡国家にしました。

つまり、満州国は日本の子分の国になりました。

華北分離工作をすすめて、
さらに日本の軍事的な影響範囲を伸ばそうとした訳です。

満州国にある日本の軍事的な影響力を、
華北へとその手を伸ばした訳です。

梅津・何応欽協定

国民党の河北からの撤退を決めた協定です。

ちなみに梅津とは、
梅津美治郎のことです。

土居原・秦徳純協定

宋哲元軍の察哈爾省からの撤退を表したものです。

ちなみに土居原というのは、
土肥原賢二のことです。

冀東防共自治政府

冀東きとう防共ぼうきょう自治政府1935年に作ります。

冀東防共自治政府は親日的な傀儡国家です。
殷汝耕いんじょこうという人がその国の中心人物です。

ちなみに冀は河北省の一文字の字ですね。
日本人向けに言えば、信濃を信州という風に表す感じ。

防共は共産党からまもるという建前ですね~。

冀察政務委員会

中華民国もただただ侵略されるだけではありません。

これもまた、1935年に
宋元哲を中心に冀察きさつ政務委員会が設置されました。

察は察哈爾省ちゃはるしょうという意味です。
なので、冀察きさつで、河北省と察哈爾省との二省のこと。

冀東防共自治政府と冀察政務委員会のその後、

結局、日中戦争の開戦で、
冀東防共自治政府も冀察政務委員会も崩壊しました。


つかの間の幻の政府です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました