清王朝の衰退

秘密宗教結社・白蓮教と白蓮教徒の乱について

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白蓮教びゃくれんきょうとは?

白蓮教の由来

白蓮の由来は、
東晋の慧遠えおんの白蓮社や
南宋の茅子元ぼうしげんの白蓮宗に由来すると言われています。

白蓮教の成立

元末のハイパーインフレーションが起こった際に成立したと言われています。
白蓮教は「革命の宗教」と呼ばれています。

白蓮教は弥勒下生説を教理の根本においています。

弥勒下生説みろくげしょうせつ

釈迦仏の入滅後、56億7000万年後に弥勒仏が「この世」に降臨して、
衆生を救済するという教えです。

仏教には珍しい「メシアニズム(救世主主義)」で、
弥勒菩薩が降臨する直前には
「天下大乱」があって、
そのなかであらゆる既存の権威や秩序が滅び、
弥勒の降臨とともに新世界秩序が始まるという教えのことです。

2022年現在、新型コロナウイルスが流行っていますね。
コロナは567と読めますが、
弥勒菩薩は369なのですね。
2022年現在では、567に打ち勝つために、
8910という数字も流行しています。

紅巾の乱と白蓮教徒の乱

こうして、元末のお金を擦りまくって発生したハイパーインフレの大混乱の中で、
紅巾の乱は当初、白蓮教結社の乱として展開されたものでした。

白蓮教徒の乱では、紅白がタッグを組んでいたんですね~。

紅巾の乱は赤いはちまきを頭に結んでいたから、
紅巾の乱といいます。

黄巾の乱は黄色のはちまきです。

明王朝と白蓮教徒の乱

白蓮教は明王朝でも邪教として指定され、
白蓮教徒は地下に潜伏して、国家転覆を繰り広げました。

白蓮教は元は阿弥陀信仰ですから、
日本人だと一向一揆のように思っていただければ、
イメージしやすいかと思いますね。

明王朝の時代に、白蓮教徒の乱は80件以上発生したと言われています。

清王朝と白蓮教徒の乱

清王朝の時代になっても白蓮教は滅びることなく、
継続していきます。

何事も継続は力なりですね。

清王朝末期の義和団事件も白蓮教と関わりがあると言われ聞いています。

明清王朝の白蓮教の地域結社

明清王朝では地域によって、
固有の名前が呼ばれ

  • 清水教せいすいきょう
  • 天理教てんりきょう
  • 混元教こんげんきょう
  • 聞香教もんこうきょう
  • 西天大乗教さいてんだいじょうきょう
  • 八卦教はっけきょう

などなど、地域によって呼び名が色々ありますが、
それらを総称して白蓮教と呼ばれています。

白蓮教徒の乱

元・明・清王朝と立て続けに苦しめたのが、
白蓮教徒の乱でした。

清水教の乱

1774年、山東省で起きた清水教の乱は白蓮教徒の乱の皮切りとなりました。

嘉慶白蓮教の乱

1796年-1804年の約9年間におよぶ大乱。
湖北省と四川省が主な主戦場となりました。

この乱を中々平定できなかった清王朝正規軍は、
八旗軍の腐敗、緑営の腐敗などなどを示してしまった。

またこの白蓮教徒の乱は地方官僚や地方地主層ら、
郷勇によって反乱は鎮圧させられました。

この乱により、清王朝の権威は大きく低下しました。

天理教徒の乱

1813年には白蓮教徒が不意について、
北京の宮廷内に乱入する天理教徒の乱が発生します。

反清復明

こんな王朝には国を任せられないとして、
反清復明というスローガンが提唱されました。

この後の滅満興漢にも繋がるスローガンです。

また、秘密結社の結成が盛んになり、

  • 天地会
  • 哥老会

などが代表的になりました。

こうした秘密宗教結社を会党かいとうといいます。

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