江戸時代では、
役人・勘定奉行の神尾春央はこう言いました。
「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出る」
と言いました。
油の自給率
話は変わりますが、
令和の日本人のカロリー自給率で、
油の自給率は3%しかありませんが、
油は日本人の約15%を占めています。
つまり、日本人のカロリー自給率は約40%ですが、
油は60%のうちの15%分は油ということなので、
油だけで満たせていないカロリーベース自給率の四分の一、
つまり25%は油が原因です。
本多正信と農民思想
徳川家康の盟友で智将で知られる本多正信は、
「百姓は財の余らぬやうに、不足なきやうに治むること道なり」
by本多正信
と残しています。
徳川家康の百姓観
では徳川家康自身はどう述べていたか?
高野常道はこう書いています。
「郷村の百姓どもは死なぬ様に、生きぬ様にと合点致し…」
「昇平夜話」by高野常道
株仲間の新田開発
新田開発に関しては、
百姓だけではなく、
商業者である町人にも任せました。
町人請負新田といいます。
その結果、
耕地面積が2倍に増加しました。
商工業者のギルドである、
株仲間を公認したのが徳川吉宗の政治でした。
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