PR
未分類

第1次ノモンハン事件

この記事は約3分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

1939年5月11日

ハルハ河東岸の
外蒙古と満州の国未確定地区で
ソ連・モンゴル軍と本・満州軍が衝突しました。

関東軍第23師団は即座に出動を準備しました。
23師団長の小松原道太郎中将は、
1939年4月下旬から示された
「満ソ国境紛処理綱」というマニュアルにより、
外蒙古軍の侵入を受けて、
外蒙古軍撃破に向けて
マニュアル的に出陣を指示。

関東軍司令に報告。

植田関東軍司令官は小松原道師団長の動きを承認。
日本本土の参謀総長にさらに報告。

参謀長も
「関東軍の適切な処理に期待する」
と回答。

1939年5月13日-15日

外モンゴル軍を満州軍が攻撃
外モンゴル軍はハルハ河西岸に撤退

小松原師団長はマニュアルの目的達成のため、
ハイラルに帰還します。

1939年5月21日

ソ連・モンゴル軍は再びハルハ河東岸に侵入。
小松原師団長は「満ソ国境紛争要綱」の
マニュアルに基づいて機械的に対応。

5月21日再び攻撃令があります。

関東軍は、
「ソ連。外蒙古軍が歩越境したからといって、早急、不用意に出動するのは急襲成功の道ではない。しばらく機会を伺って、相手が油断したとき、突如立ち上がって一気に急襲することこそ採るべき策案」

として、5月21日電報が届く。

これに対して、
小松原師団長は、
「すでに出動命令を出した以上は、これを中止することは統帥上不可能である」

として、あくまでも反撃強行を主張しました。

辻政信は、
の小松原師団長の立場と、
関東軍の満州を俯瞰する立場と
日本本土の国際感覚の立場との、
違いと述べている。

1939年5月23日

植田関東郡司令官は小松原師団長の主張を承認。
5月23日、参謀中央部へのこのノモンハン事件への処理方針について報告。
関東軍として事件を拡大しないようにとの主旨を伝達した。

参謀本部ロア課の判断

ソ連側には事件拡大の意図はないと慢心的に判断。
関東軍は航空兵力の増強と外モンゴル内部を爆撃しない限りは、
小競り合いで穏便にませるよう考えた。

1939年5月24日

参謀本部の次長から関東軍参謀長への返事は、
「関東軍として適切な対処をとるよう要望する」
とだけだった。

相手の立場を考える余裕がなかったのかもしれないですね。

1939年5月27日

第23師団の山県隊は、ハルハ河へ向かって進撃。
圧倒的なソ連軍の砲撃を浴びせられ、
200名は孤立、そのままソ連軍により全滅しました。

1939年5月31日

小松原師団長は5月31日、攻撃部隊に撤収命令を出して、
第一次ノモンハン事件は終わりを告げた。

第一次ノモンハン事件の解説

マニュアル通りに動いて、敵の数などを見積もらず
ただただ相手が出てきたら出動するというもので、
責任は23師団の長、小松原師団長にあったでしょう。

しかし、次の第二次ノモンハン事件は関東軍の命令により、
第23師団が動き、大敗した事件です。

また、今度書きますね。

 

 

 

 

 

 

 

Related Posts

No tags for this post.

コメント

タイトルとURLをコピーしました

Fatal error: Uncaught JSMin_UnterminatedStringException: JSMin: Unterminated String at byte 438: '> in /home/tin-ion/xn--mprwb863iczq.com/public_html/wp-content/plugins/autoptimize/classes/external/php/jsmin.php:214 Stack trace: #0 /home/tin-ion/xn--mprwb863iczq.com/public_html/wp-content/plugins/autoptimize/classes/external/php/jsmin.php(152): JSMin->action(1) #1 /home/tin-ion/xn--mprwb863iczq.com/public_html/wp-content/plugins/autoptimize/classes/external/php/jsmin.php(86): JSMin->min() #2 /home/tin-ion/xn--mprwb863iczq.com/public_html/wp-content/plugins/autoptimize/classes/external/php/ao-minify-html.php(257): JSMin::minify('!function(){"us...') #3 [internal function]: AO_Minify_HTML->_removeScriptCB(Array) #4 /home/tin-ion/xn--mprwb863iczq.com/public_html/wp-content/plugins/autoptimize/classes/external/php/ao-minify-html.php(108): preg_replace_callback('/(\\s*)(<script\\...', Array, '<!doctype html>...') #5 /home/tin-ion/xn--mprwb863iczq.com/public_html/wp-content/plugins/autoptimize/classes/external/php/ao-minify-htm in /home/tin-ion/xn--mprwb863iczq.com/public_html/wp-content/plugins/autoptimize/classes/external/php/jsmin.php on line 214