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古代オリエント世界

セム系諸民族①~アラム人とフェニキア人~

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前2千年紀の前半
セムファベットの原形を考えた。
前1200年前後の海の(ペリシテ人など諸民族の総称)の襲来で、
ヒッタイト、エジプトの衰退、クレタ・ミケーネの崩壊がおこった。
セム系の3民族(アラム人・フェニキア人・ヘブライ人)が活動展開。

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アラム人

前1200年ごろより、 ダマクスを始めとする都市を中心に小を形成し、 内陸貿易の担い手として、広い範囲で活躍。 前8世紀頃にはアッシリアの侵略を受け独立を失った。 しかし、その後も商業も盛んで、彼らの言語は全オリエントの国際共通語となった。 新バビロニアやアッシリアで使われ、アケメネス朝も用語として アラム語を採用した。
アラム文字はヘブライ文字・シリア文字・アラビア文字・ソグド文字・ウイグル文字・モンゴル文字・満州文字などに影響を与えた。

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フェニキア人

ビブロス、シドン、ティルスなどの都市国家を築いた。 前12世紀より地中海貿易を独占。 カルタゴをはじめとする植民市を建設。 アッシリア、新バビロニア、アケメネス朝と次々に征服されるも 海活動は活発なまま。ペルシア戦争時にはフェニキア海軍として活躍。 またカナーン人のアルファベットの書体を線状文字に改良。ギリシアに伝わり、今日まで伝わる。

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