南部仏印進駐(1941年)と第3次近衛文麿内閣

第3次近衛文麿内閣が帰ってきました。
正直、21世紀の日本の首相である岸田文雄と近衛文麿にはいくつか共通点が多いと感じています。

近衛文麿もまた、世襲議員であり、
貴族階級出身の議員でありです。

カテゴリ別人気記事

第二次世界大戦の日本の国民の生活の様子と変化と影響

2023.01.15

斎藤実内閣と松岡洋右の「国際連盟脱退」

2022.08.01

斎藤実内閣の「農山漁村経済更生運動」とは？

2022.08.01

華北分離工作とは→関東軍の目的は？内閣は誰？簡単に解説

2022.08.222022.12.19

盧溝橋事件(七七事変)-日中戦争のはじまり-

2022.12.042023.07.12

南部仏印進駐

第3次近衛文麿内閣の時に、南部仏印進駐を決定したのであります。

南部仏印とは、フランス領インドシナの南部のことであります。

インドシナとは、その名の通り、
インドと中国の間という意味で、
インドシナ半島の現在の

• ベトナム
• ラオス
• カンボジア

の3個に相当します。

南部仏印進駐の目的

南部仏印進駐の目的は、
天然資源の確保であります。

どのような天然資源かといえば、

• 石油
• ゴム
• アルミ

といった軍事用の物資を産出するのであります。

近衛文麿は大本営政府連絡会議の言いなりになり、
南部仏印進駐の方針を決定したのであります。

北部仏印進駐は？

北部仏印進駐を決めたのも近衛文麿です。
しかし、北部仏印進駐は第2次近衛内閣です。
南部仏印進駐は第3次近衛文麿内閣で決定されました。