フランス革命③ヴェルサイユ行進と国民議会の諸改革

フランス革命

2018.07.082020.06.06

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前回、フランス革命②で人権宣言について扱いました。

今回は、いよいよ国王を連行します。

ヴェルサイユ行進

パンなどの物価の高騰に苦しんだ主婦たち7千人が、
ルイ16世と女王マリ・アントワネットをパリに連行したイベント。
別名：十月事件。

1789年10月4日～5日に民衆の暴動が行われます。
国王にパンを要求するパリの中央市場や、
パリ郊外の女性たちはパリからヴェルサイユへ行進します。
宮殿に乱入し、国王一家をパリに連れ帰りました。
国民議会もパリに移り、国王と議会はパリの革命的な民衆の監視下におかれるようになりました。

などを可決し、改革をすすめていきました。

議会ではミラボーなど立憲君主派が多数を占めていましたが、
改革を推し進める急進派の左翼は民衆の支持を得ていました。

公債アッシニア
この紙幣はタレーランの考案で発行されました。
フランス革命中、紙幣として使われましたが、
濫発のためインフレを引き起こしただけで終わりました。

ル＝シャプリエ法
ブルジョワが多く占める議会は、
労働者の団結を禁止するためにこの法律を制定しました。

度量衡の統一とメートル法地球子午線の長さの4000万分の１を基礎にした
新単位系のメートル法は１７９９年正式に採用されました。