ソロンとは誰?
前6世紀初頭のアテネ民主政時代の政治家、立法者。
前回、紹介したドラコンから20年~30年後の話です。
貴族と平民の間に入って政治を行ったことから、
調停者とも呼ばれます。
貴族と平民の両者から
不満が寄せられて政治から引退しますが、
あとの歴史でソロンは
ギリシア七賢人の1人として再評価されます。
ソロンの改革
ソロンは市民の没落を防ぎ、重装歩兵を減らさないために
借金の帳消しと債務奴隷の禁止を行いました。
市民が借金を返せなくなると、
市民自身を売り物として、
奴隷になる事例が相次いでいたためです。
財産政治の実施
ソロンは貴族から政治を平民に少しずつ移すために、
血統政治から財産政治へと移します。
市民を財産に応じて4等級にわけ、
お金を持っている人ほど政治に参加しやすくしました。
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