前27世紀ごろから始まる第3~第6王朝までの500年をいう
都はメンフィス。ファラオが神の化身として君臨し、神権政治を行った。
ギザの三大ピラミッドはクフ、カフラー、メンカウラーの3人の王を指す。
クフ王のものが最大。
第6王朝の後、ファラオの権力は衰え、各地のノモスが独立する。
この時期を第1中間期と呼ぶ。
前22世紀ごろになると、上エジプトのテーベにおこった王家が再び全土を統一。第11王朝を開いた。
メソポタミア方面からのヒクソスによる侵入でし、エジプトを約100年支配した。
この時期を第2中間期と呼ぶ。
第18王朝~20王朝までの500年間のこと。
第18王朝のハトシェプスト女王は
南方のプントに船団を送って交易したことで知られている。
また、トトメス3世はシリアやヌビア(スーダン)を征服し、
古代のナポレオンと呼ばれる。
ラムセス2世はシリア領有を巡って争ったことはメソポタミア参照
次のツタンカーメン王の時代には
都をメンフィスに移し、アモン神の信仰が復活した。
(ツタンカーメン王の遺跡はイギリスのカーターとカーナヴォンが完全な形で発掘した。)
前12世紀ごろからエジプトの権威は落ち始め、
前7世紀にはアッシリアの侵攻を受け、
前525年アケメネス朝に征服され、
前332年アレクサンドロス大王の征服を受け古代エジプト王国は終りを迎える。
太陽神ラーを主神として崇めていて、
テーベに遷都するとテーベの守護神アモンと結合し、
アモン・ラーとなりアメンホテプ4世の時代を除いて
ほぼ全国的に崇拝された。
霊魂不滅と冥界のオシリス神を信じたエジプトでは、
遺体をミイラとして保存し死者の書(パピルス文書)などと一緒に埋葬した。
太陽暦…1年を12ヶ月365日とする暦。
ローマで採用されてユリウス暦になりました。]]>
コメント