光仁天皇の治世を見ていきましょう。
光仁天皇の即位
770年、称徳天皇(女帝)の崩御した後、
藤原四子の藤原宇合の系統である藤原式家の藤原百川らの策略によって、
天武天皇系の皇統に代わって、
天智天皇の孫である天智天皇系の白壁王が即位し、
光仁天皇となりました。
奈良時代最後の天皇です。
僧侶が政界参入するような腐敗した律令制を再建に乗り出します。
僧綱政治の否定
道鏡の追放
称徳天皇を虜にし、溺愛されていた仏教優先の僧・道鏡は770年、下野国(現在の栃木県)の下野薬師寺に追放されました。
やはり、道鏡は女性を惑わすテクニックだけでのし上がった男。
当然、男相手には、道鏡のテクニックも通用しないのでした。
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