日本史や世界史の点数が効率的に上がる方法を、
共通テストが終わったばかりですが、
書いておきます。
高校受験・大学受験共通の攻略法を載せておきます。
①ジャンルごとにストーリーを覚える
文化史が典型ですが、高校受験でも
たとえば、
- 白鳳文化
- 天平文化
- 国風文化
の共通点と相違点をポイントアップして覚えるという覚え方があります。
つまり、政治史は政治史、経済史は経済史、文化史は文化史と覚えたほうがいいのです。
ばらばらに政治史・文化史という勉強法は最初は大事ですが、
なれてきたらカテゴリ別に勉強したほうがいいです。
あとは地域史ですね。
このサイトではカテゴリ別にまとまっていますが、
同じ地域別の歴史は覚えておいたほうがいいでしょう。
- 日本
- 中国
- イギリス
- フランス
- ドイツ
- イタリア
- ロシア
- アメリカ
- インド
- アラブ
- 東南アジア
- アフリカ
ぐらいは地域別にざっくりでいいので、どういうふうに栄枯盛衰があるかみておきましょう。
②同年代の各地の動きを並行して覚える
日本史選択者にも世界史にざっくりでいいので触れておいてほしいです。
近年は世界の中の日本みたいな問題の出題が増えていると感じます。
知っておいて損することはないでしょう。
社会科はどの科目もそうですが、近年科目の境界がなくなりつつあります。地理でも歴史を知っていれば有利ですし、日本史でも地理を知っていれば有利みたいな傾向になりつつあります。
たとえば、これは例ですが、
明治維新が起こった頃にアメリカでは南北戦争が起こっていたということを知ることで、戊辰戦争のときにアメリカで要らなくなった武器を押し付けられたと関連して覚えることができます。
南北戦争と戊辰戦争 考古学者 小山修三 - 日本経済新聞
アメリカ南部が保守的なのは、デジタル化した便利な現代に乗り遅れた感をもつからなのだろうが、さらにその背後には150年以上も前の南北戦争の古傷の痛みがあるような気がする。彼らに言わせると、あの戦争は工業化の進んでいた北部が、農業を基盤とした南部を力ずくで蹂躙(じゅうりん)した侵略戦争なのであると。確かに大地主による綿花プ...
アメリカでは戊辰戦争は日本版南北戦争として捉えられているのです。
覚えておきたい各地域の比較
- ローマ帝国と漢帝国
- フランク王国とその他地域
- ティムール朝と明帝国
- 帝国主義時代と各国の植民地情勢
- アメリカとソ連の動向
- 現代史の各地域(アメリカ側ロシア側イスラム側第三世界側)の思惑
などは見ているといいでしょう。
コメント